ecolovillage『十二様』・・・

エコロヴィレッジの森を尾根づたいに登って行くと山頂に小さな祠があります。

これは山に関わる人々に親しまれて来た十二様と呼ばれているもので
うちの山だけではなくこの辺りの山の入り口や山頂に数多く存在しています。
昔はそれだけ山や山の神に対する信仰があつかったのでしょうね。

一説に因ると十二様は一年に十二人の子を生む女神様で十二様の十二の由来と云われています。

ということは十二様は山の神様であり、多産の神様とも言える存在だったのでしよう。
一年に十二人の子を生むなんて現実離れしていますが十二の子はまさに神様といえます。

また、山に関わる人々は入山前に十二様に挨拶をしたり
逆に毎月十二日はどんなにいい天気でも山には入らない日としていたといいます。
それは自分が休むと同時に山も休む日をもうけていたことを物語っているように思います。
これぞまさにスローライフ、神様と共に暮らし、自然の恐れを知っていた時代だったのですね。

今日はそんな十二様に「はな」と一緒にお参りしウッドランドウォークを楽しんできました。